孤独のグルメ Season9がいよいよ放送されるようです。
昨年末にもスペシャルがありましたが、二年ぶりの新シーズン、心待ちにしておりました。
こういう時期だからこその「独食」の良さと素晴らしい「お店」を楽しみにしています。
京都 梨門邸
三重から京都へは二時間かかりませんので、毎シーズン来ていました。
どの季節も素晴らしく、いずれは京都に住みたいな とも考えているほどの京都好きです。
いつもは先斗町、祇園界隈や島原等で夕食を楽しんでいたのですが、
孤独のグルメの京都編の梨門邸 は、いつも気になっていました。
ただ、孤独のグルメで紹介されたお店はいずこも満席で、予約も難しく、諦めていたのですが、
今回は京都の緊急事態宣言解除後すぐに予約を実施、巡礼できる機会に恵まれました。
さて当日、少し遅めに銀閣寺を参拝し、お隣の素敵な喫茶店で紅茶を頂いた後でお店に入ります。
おぉーーー 、一番乗り!!
テレビで見た景色w
念願叶った京都初巡礼で、奇跡的に五郎ちゃん席に座ることができました。
宴の始まり
18:00のオープンと共にお席は、埋まり切ります。
放映での「中川家」さんの席には、東京からいらしたご夫婦が、
炭火の焼き場正面の横長の「ご夫婦」席には、お一人でいらした方が 一席とばしで三名、
私たちを含む計五組でスタートです。( 京都は時短中の為、1ターン制 と思われます)
まずはメニューを拝見。
壁の黒板と大体同じだw
聖地巡礼ですので できるだけ五郎ちゃんと同じ物を頼もうと思っていますが、
今は夏の時期になるので、「カキ」や「かぶら蒸し」はありません。
またメニューには 酒飲みにはたまらんツマミが盛りだくさん。
とりあえず土鍋ごはんまで一気に決めてオーダーを完了させます。
ご馳走の数々
まずは、お通し3種と生ビール。
水菜の炊いたん、おとうふの餡かけ、鳥ときゅうりの冷菜。
京都の和食ってかんじ、おばんざいですね。
続いては、お刺身の盛り合わせと 京都の冷酒「神蔵」
お刺身は剣先いか、のどぐろ、アマダイ、さくらます、そして京の夏の風物詩である「はも」
お塩とカボス、お醤油で頂きます。
炭火焼き屋さんですが、お刺身もすごくおいしい。
いよいよ「焼き物」の登場。
第一弾は、五郎ちゃんオーダーから「とまと」、そして「枝豆」
「とまと」は 皮を剥いていただき、オリーブオイルのシャワーをあびて「ほろほろ」です。
また 思ったより熱くない、ちょうどよい熱さ。
焼き「枝豆」は初めて食べました。さすがの炭火マジックで、すべての枝豆が均等に火が入っており、豆の味がしっかり引き出されていました。おいしい!
続いて揚げ物、「なま麩の揚げ出し」。
こちらも京都のおばんざい。
お出汁が美味しい。
焼き物第二弾は、「しいたけ」と「ハンバーグステーキ」。
ほんとは「もち豚」なんですが、「ハンバーグ」をどうやって網で仕上げるのか?が気になりすぎて、
お肉は「ハンバーグ」にしました。
こちらが調理のお写真。ふっくら仕上げられております。
この炭火台で焼かれへんもんなんて無いんちゃうん?って気持ちわかりますw
「しいたけ」は傘が大きくて、歯触りがよく肉厚でジューシー。
お塩とお醤油で頂きました。
五郎ちゃんが食べれなかった「うなぎ」と「銀シャリの土鍋ごはん」
さて食事もいよいよ終盤、「土鍋ごはん」にさしかかります。
最初のオーダー時はもちろん「甘鯛の土鍋ごはん」をオーダー。
五組すべての方が同じように「甘鯛の土鍋ごはん」をオーダーされたようで、五郎ちゃんの影響のすごさを感じていたのですが、ふいにある考えが頭をよぎります。
そもそも あの日は「うなぎ」を食べたかったんじゃないか、
それがないので「甘鯛」にしたんじゃなかったっけ?
今日のメニューには「うなぎ」がある。
すぐに女将さんに「甘鯛の土鍋ごはん」の準備に入られていないことを確認してから、
「うなぎ」と「銀シャリの土鍋ごはん」にオーダー変更をしてもらいました。
女将さんも理解してくださり、「そうですよね、「うなぎ」があの日はなかったんですものね!」って。
大将が慣れた手つきで「うなぎ」を焼いて「たれ」で仕上げていかれます。
美味しそう!ではなく、うまそう!
さぁ! 焼き上がりと炊き上がり!
これが あの日 五郎ちゃんが食べれなかった「うなぎ」と「銀シャリの土鍋ごはん」です。
「うなぎ」はしっかりとした身の厚み、当然のパリッとした焼き上がり。
少し甘味のあるタレを纏っています。
「銀シャリの土鍋ごはん」は非常に艶やか。眼鏡が曇って見えなくなるくらいの湯気。
このコンビネーションが美味しくないわけがありません。
「甘鯛の土鍋ごはん」もすごく気になるところですが、この「うなぎ」と「銀シャリの土鍋ごはん」にして良かったと思える感動作です。
息をするのを忘れるほどかっ込み、二人であっという間に完食です。
飲んで食べて、周りも見渡すと、残られているのは私たち含めて2組のみ。
お二人で切り盛りされており、五組のお客さんを一切待たすことなく調理とサーブされ、
その手際の良さはさすがです。
落ち着いたところで、少しお話をしていると、大将が「虎キチ」であることが判明。
昨今の虎のだらしなさへの叱咤激励w
全く私と同感で話が弾む弾むw
最後は「優勝」を祈念し、是非秋には美味しく「乾杯」しましょうと お店をあとにしました。
(お会計は二人で二万弱でした)
次回秋には今回頂けなかった「甘鯛の土鍋ごはん」、「かき」と「かぶら蒸し」がターゲットですね。他にもきっと秋の食材あるんだろうな。
本当に楽しい夜、ありがとうございました。