孤独のグルメの聖地巡礼 松山市 さかな工房 丸万 かんぱちの炒り煮

2017 大晦日SP

四国聖地巡礼 二日目、松山市の夕食は「さかな工房 丸万」さんへ。

小さな子供が何度も同じアニメを観るように 私もこの2017 大晦日SPを何度観たことかw

何と言ってもメニューがなく、

カウンターの魚群から魚貝を選んで調理方法を指定するという強烈な個性のお店、

4年越しでようやく来ることができました。

さかな工房 丸万

場所は松山市の繁華街から少し南、石手川の少し先 いよ立花駅近くになります。

今宵のお宿の道後温泉からタクシーで15分程度、普通の街中にお店はあります。

毎回思うのですが どうやってスタッフさんはお店を見つけてくるんでしょうね?

まずは軒先にかかるこの暖簾。

「あしたのためのいいじかん」 しっかり楽しみますね。 

松山市は時短等は行っていませんでしたが、早めの18:00に予約をして入店。

すでに2名の方が「あしたのためのいいじかん」を過ごされていました。

どうやら大将と同年代のようです、お客さんとお店の方って会話ではありませんw

座席は残念ながらゴローちゃん席のお隣。

ですが、カウンターがしっかり見渡せる特等席です。

予約時あらかじめ 「お刺身」「アマギ」「かんぱちの炒り煮」はお願いしておりますので、

「お通し」を頂きながら その後のメニューをカウンターと相談してきたいと思います。

それにしてもすごい魚群。

ちょうど台風の後と、お盆休みが重なったので 

これでも少ないとのことですが、壮観です。

また全てのお魚ちゃんのお目目が輝いていますので鮮度も問題ありません。

まずは「お刺身」

大将から どれくらいいける?(食べれる?)との質問をいただき、

色々食べたいので少しづつとお願いした「お刺身」がこの量w

(ほんとは9種くらい行こうと思ってたとのこと)

瀬戸内と豊後水道の さば、アジ、ホタテ、赤身、タイ、イカの6種が先発。

オープニングとしては十分なメンバーと量です。

特に さば、アジが絶品で、おそらくこれは「関アジ」と「関サバ」と同じ 

「岬アジ」と「岬サバ」 (はなあじ はなさば) と思われます。

同じお魚ですが、場所が大分か愛媛で水揚げされることでお名前が変わりますが、 

当然味は同じでお安く頂けますので すごくお得。

お次は 「アマギの唐揚げ」

シズ、シス、ボウゼ、ウボゼ、ウバゼ、バセ 東京ではイボダイ、エボダイと呼ばれるお魚。

ボウゼの姿寿司、イボダイの干物は有名ですが、これを唐揚げでしかも頭が美味しいとは。

まずはお約束の「頭」からかぶりつきます。

硬さや骨も気にならず バリバリいけます。

あっという間に食べ終わりました。

しっかりとしたお味でしたのでビールが進みます。

ちなみに来店されていた方 皆さんがオーダーされていました。

一番人気なんでしょうね。

続いては 今回 さかな工房 丸万 さんに来た一番の目的の「かんぱちの炒り煮」の登場。

「孤独のグルメ カレンダー」の「さかな工房 丸万」さんのシグネチャーにもなっています。

テレビで観てどんな味か全く想像がつかず、いろんなお味を想像していた答え合わせになります。

「かんぱち」 は思った以上に細かく、お味も思っていた以上の「甘い」味付け。

大将も「よかったらご飯出しますよ!」とおっしゃる通りの「キングオブめし友」というお味です。

これはどうしても自宅でも作ってみたかったので、「味付け」と「作り方」のレシピを恐る恐る伺うと

あっさり、「お醤油、お酒、みりん」。

あとはできるだけ細かく「かんぱち」を切るのがコツと、惜しげもなくお教え下さりました。

ありがとうございます!!! 

ぜひ作ってみます。

ここで予約時にお願いしたお料理が揃いましたので、いよいよカウンターと相談の時間がきました。

ゴローちゃんが迷うように この魚群を見ると決めきれません。

結構お腹が膨れてきたのもあり、もっと大きな胃袋があったらいいのに、、と思う始末。

そうこうしていると お隣さんが「何か照り焼き作って」のご注文。

すかさず大将は「うなぎはどう?」と返答し、「いいね」と即答。

「うなぎまであるのか」と思いながら便乗しちゃいましたw

それがこちら。

今日のセットアッパー、

「うなぎの蒲焼」

しっとりふわふわ のうなぎちゃん。

うなぎ好きの私たちには堪らないご馳走です。

さすがに最後の一品はカウンターと相談自分で決めたい!

ということで、お昼も頂いた「宇和島鯛めし」、

こちらのお店では「鯛どんぶり」と呼ばれています。

それと汁物として「しじみ汁」をオーダー。

大将の「あいよ!」の声と共に 鯛をものの見事に捌かれます。

鯛は瀬戸内、しじみは宍道湖。

間違いのないコンビ。

出来上がりがこちら。

本日のクローザー 

「鯛どんぶり」と「しじみ汁」!

きれいな鯛の満開の花びら、卵と海苔のグレデーションが満腹でも食欲をそそります。

お昼はお醤油ベースでしたが こちらは出汁タイプですね。

しじみ汁もしじみの味が濃く、毎日飲み過ぎの肝臓に染み渡ります。

美味しくて言葉が出ないのと、満腹でも箸が止まらず もっと食べたくなるこの魔力。

恐るべし 締めご飯 「鯛どんぶり」。

サイズは大中小と選べます、

私のは 小 になります。

美味しさの余韻に浸ったあと、お会計とタクシーをお願いします。

孤独のグルメのお店はどこもリーズナブルで、

今回もしっかり飲んで しっかり食べてお会計は一万と少し。

予約待ちになるはずです。

最後に少し大将とお話しさせていただき、かの松山商業の野球部OBとのことが判明。

巨人の西本投手と一年違いで、最初のお客さんたちも野球部OB。

やっぱり同じ楽しさ、苦しさを分かち合った仲間はいつまで経っても良いお付き合い出るんですね。

「あしたのためのいいじかん」 しっかり楽しみました。

大将 ありがとうございました。

ちなみに 「山本リンダ」をダンス付きで歌われる女将さんもいらっしゃいますよw

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