健康診断の帰り道、
素敵なお店を見つけ寄り道。

ひっそりとたたずんでいるお店は
伊藤商店さん。
四日市市では古くからある
由緒正しきたいやき屋さん。
お店の中も昭和感たっぷり。
お店の中にはこんなポスターがあります。

地元の高校生の皆さんが作成したようで地元で愛されていることがわかります。
ですが、見慣れぬ「天然」という言葉が。
お寿司屋さんや魚屋さんでは見かけますが、
たい焼きで「天然」とは?「養殖」もあるわけ??
気になって調べてみると、
どうやら こういう一匹ずつ丁寧に焼く「一丁焼き」という
焼き上げ製法のことを「天然」、

対して「養殖」は生地を焼き型に流し入れて焼き、
片側にあんこをのせて両側を合わせ、
一度に6匹~10匹くらい焼き上げることを言うそうです。
これは、たい焼きブームで一度に大量に販売するために考えられたもので、
一丁何キロもある焼型に生地と餡をのせ
火床の上でガチャガチャと移動させ
直火で丹精こめて焼き上げる「一丁焼き」に敬意を表した名付けなんですね。
値段は一匹 180円。
觀念のようなお値段表w
50匹を買う方がいらっしゃるんでしょうかw

10分程度で焼き上がりました。


お父さんの優しい手捌きで焼き上げられた「たいやき」。

カリカリの生地でできてる薄皮に、溢れんばかりのアンコが詰め込まれています。
当然シッポにもあんこがたっぷり。

あっという間に食べ終わります。
こんな美味しい「たいやき」。
いつまでも食べられるといいな。
また「天然」を求めて足しげく通いたいと思います。