四日市でおススメ レストランをググると、
必ずこの「まぐろレストラン」と「ヒモノ食堂」がヒットします。
四日市は今でこそ近代設備工場やコンビナートを有する大工業都市ですが、明治から昭和前半まではまぐろの遠洋基地もあるほどの漁業が盛んな町だったそうです。
その名残を受け継いでいるのが「まぐろレストラン」と「ヒモノ食堂」。
両食堂とも名前がどストレートであったり、隣り合って営業しているので、系列会社と思われがちですが、まったくの別もの。
この二つがあるエリアはまるで魚市場w
まぐろレストラン
まずは、「まぐろレストラン」。
「まぐろレストラン」は、株式会社ダイエンフーズという会社が経営しているレストラン。
もともとは静岡県清水市にあったそうですが、昭和43年に四日市市に移転。
もともとは船員用の宿泊ホテルの食堂でしたが、一般の方も利用できるようにし、現在に至っているそうで、先日リニューアルオープンしました。
とてもきれい。
「まぐろレストラン」ですが、マグロ以外にもカツオも目玉のようです。
お店に入ると、食券売り場兼お土産コーナーがあり、20名程の行列。
食券売り場の並びには、メニューとサンプルがずらりあり、丼や定食はもちろん、うどん、ラーメン、はてはマグロカツのカレーまであります。
またすごい待つのかと思いきや、売り子さんの手際が良く20名は数分で捌かれていきますので、
迷っているとすぐに自分の注文になりますので注意。
食券を購入したら食堂へ。
中はものすごく広く、学食か社食のよう。
食堂のお姉さんに食券を渡すと、代わりに番号札を貰えますので、セルフのお茶をとって席へ。
かなり広いので どこかしらか空いています。
10分くらいで、番号がコールされますが、間髪置かずに呼ばれますので
自分の番号を聞き逃さないように注意が必要です。
私の定食「大遠定食 1480円」がきました。
これでもか!ってくらいの計5種類のまぐろちゃんとマグロカツ。
彼女さんは「カツオ手こね寿司 1000円」
ご飯で見えませんが、丼の真ん中にも「カツオ」がまぶされており、ボリューム抜群。
これはリーズナブルで、いろんな「海鮮丼」に挑戦したくなります。
出口には「お土産コーナー」があり、これも楽しい。
ヒモノ食堂 四日市食堂
続いてヒモノ食堂 四日市食堂。
魚加工業を営まれている株式会社弁イさんが経営する食堂で、創業はなんと大正。
富田弁天町の伊右ェ門さんが初代で煮干しの製造、行商での販売を行い、
二代目がヒモノを関西に広めて、三代目がこの食堂を作られたとか。(鈴鹿にも系列の食堂あります)
お店に入るとズラリとヒモノが並びます。
見るからに質の高いお魚を安価で提供して下っており、当然のお持ち帰りもあります。
オーダーに戸惑っていると シーケンスが看板に大きく書かれてありました。
シーケンスに乗っ取り、お魚を選んでカウンターの女性に渡します。
「定食になさいますか?」の確認を経て こちらも番号札を貰えますので、セルフのお茶をとって席へ。( 定食はお魚+350円 )
20分ほどで焼き上がり。番号を呼ばれて取りに行くと「小鉢」をとるように指示されます。
「大根おろし」、「納豆」、「卵と海苔」等々から一品選んでお盆に乗せてテーブルへ。
私の「あじのヒモノ」+「納豆」定食
彼女さんの「キンキのヒモノ」+「大根おろし」定食
専用の「旨だれ」をかけて頂きます!
なんだかホッとするお味。
大きくて質の良いお魚ですので、大満足。
こんなに焼き魚って美味しかったっけ? とびっくりすること間違いなしです。
途中で「おでん」もいただいちゃいます。
ご馳走様で伝票をもってお会計へ。
二人で2500円。
お店の情報
大満足の両食堂。
すぐ横には「富洲原 釣り場」もあるので、
朝食を「ヒモノ食堂」、ランチを「まぐろレストラン」ってのもアリですね。
まぐろレストラン | ヒモノ食堂 四日市食堂 | |
営業時間 | 10:00-20:00 | 7:00-19:00 |
お休み | 日曜営業、年中無休 | 日曜営業、年中無休 (お盆、年末年始は除く) |
駐車場 | あり | あり |
支払い方法 | 現金のみ | 現金のみ |
駐車場はどちらもかなりの大型車まで停められます。
電車だと「JR富田」から徒歩15分くらいかかります。